実測レポート
GPU2枚挿しの電源は何Wいる?【壁コンセント実測805Wから逆算】
公開日:2026-08-22 著者:組立テルノ
壁コンセント実測・2026年8月
結論:ミドルハイ2枚で壁コンセント805W。だから私は1200W/1300Wを使っている

選部マヨ子

組立テルノ

選部マヨ子

組立テルノ
一般的な1枚構成の容量選びは電源容量の決め方にまとめてあります。この記事はその実践編で、グラボ2枚・AI常時稼働という電力の重い構成を、実測でどう見積もるかに絞ります。

【実測】壁コンセントで測った消費電力
サブ機(Core i7-14700K+RTX 5070 Ti+RTX 4070 Ti)で、SDXL画像生成中にワットメーターで測った値です。
| 状態 | 壁コンセント実測 |
|---|---|
| RTX 4070 Ti 1枚でSDXL生成 | 452 W |
| RTX 5070 Ti 1枚でSDXL生成 | 496 W |
| 2枚同時・制限なし | 805 W |
| 2枚同時・電力制限あり(50%/83%) | 644 W |
測定の詳細と1秒ごとのログはSDXL電力制限の実測記事にあります。
この805Wという数字から、電源容量を逆算します。
① 壁の数字は電源の変換ロス込み。Platinum級(効率92%前後)なら、PC内部が実際に使っているのは約740Wです。
② 電源は負荷5〜6割で使うのが一番おいしい。効率のピークは負荷50%前後にあり、ファンも静かに保てます。DC740Wを6割負荷に収めるなら、1200W級がちょうどはまります。
③ 瞬間スパイクは平均より深い。最近のグラボはミリ秒単位で平均の倍近い電力を引くことがあり、ATX 3.0対応電源はこのスパイク(定格の2倍)を受け止める前提で設計されています。2枚挿しはスパイクも2枚分なので、ATX 3.0対応を強く勧めます。

組立テルノ
【実例】私の電源遍歴=構成の電力史
冒頭の写真の4台は、そのままうちのPCの電力史です。
| 電源 | 容量・効率 | 役割 |
|---|---|---|
| ASRock Taichi TC-1300T | 1300W・Titanium | メイン機(RTX 5080+4080 SUPERの2枚)で常時稼働中 |
| Super Flower LEADEX VII Platinum PRO | 1200W・Platinum | サブ機(RTX 5070 Ti+4070 Tiの2枚)で稼働中 |
| Antec NeoECO NE850G M | 850W・Gold | シングルGPU時代の主力。いまは予備 |
| CORSAIR RM750 | 750W・Gold | さらに前の主力。検証用の予備として待機 |
750W→850W→1200W→1300Wという流れは、そのまま「グラボが1枚から2枚になった」「常時稼働になった」という使い方の変化です。メイン機をTitanium効率にしたのは、24時間動く機械では変換ロスがそのまま毎月の電気代になるからで、逆に言えばたまにしか使わないPCに最高効率は要りません。
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FAQ
よくある質問
850W電源でグラボ2枚は動きますか?

選部マヨ子
Q1

組立テルノ
TitaniumやPlatinumの高効率電源って、本当に元が取れる?

選部マヨ子
Q2

組立テルノ
16ピン(12VHPWR)コネクタは1本の電源に2個必要?

選部マヨ子
Q3

組立テルノ
電源の買い替えサイクルはどのくらい?

選部マヨ子
Q4

組立テルノ
